離れた場所にある2つの起き上がり小法師が、互いの揺れに反応して動くプロダクトです。小さな存在同士が揺れを通じてつながることで、日本の伝統工芸を現代において再解釈し、人と人の気配や関係性を揺れで表現します。
【Hack-1 グランプリ 対面枠 🏆グランプリ】
https://hack-1.com
担当:アイディエーション、UX、ハードウェア設計、回路設計、資料デザイン、ポスターデザイン。
テーマ:「小さくなる日本」
【なぜ作ったか】
人口減少や地域の縮小など、「日本が小さくなる」というテーマは少し重く、数字だけでは自分ごとにしにくいと感じました。そこで、縮小を悲観的に見せるのではなく、小さな存在同士が反応し合う体験として表現しました。小さくても、誰かとつながっていれば心は動く、という体験を目指しています。
【体験の流れ】
このプロダクトの中心は、2つの実物の起き上がり小法師が離れた場所で連動する体験です。片方の起き上がり小法師を揺らすと、その動きがインターネット経由でもう片方へ伝わり、相手側の起き上がり小法師が揺れます。スマホアプリは主役ではなく、通信や状態確認を行うための補助的なインターフェースとして使っています。
【技術スタック】
iOSアプリは SwiftUI で作成しています。通信は MQTT を使ってスマホ同士をインターネット経由で接続し、スマホとXIAOマイコン間は BLE で接続しています。マイコン側ではモーター制御と加速度センサーの検知を行います。
【このプロダクトで伝えたいこと】
小さくなることは、必ずしも弱くなることではありません。小さなものでも、誰かと反応し合うことで存在感を持てます。このプロダクトでは、離れた相手とのつながりを、画面上の通知だけではなく、手元で揺れる小さな身体感覚として表現しています。