学校 | 東京都立大学大学院 |
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学部・学科 ・コース | システムデザイン研究科 インダストリアルアート学域 |
卒業予定年 | 2024年 |
希望職種 | UIデザイナー・その他・サービスデザイナー・デザインエンジニア・UXデザイナー |
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採用形態 | インターン・アルバイト・新卒 |
UIを中心にデザインに取り組む大学院生です。人・もの・システムの間に問いを立て、ほどいて、結んで...のサイクルを楽しんでいます。
▼ こころざし/できること/やりたいこと/大切にしていること/デザインの態度や想い/ビジョン ▼
『つながり得なかったものごとの手をとり合いたい』
「不可能だ」「ありえない」と思われていたことも、覆される瞬間があります。そのきっかけには、多かれ少なかれ「工夫」が存在したのだと考えます。
わたしがインタフェースデザインを志したきっかけに、Ontennaというプロダクトがあります。Ontennaは、音を振動で —すなわち触角としてフィードバックすることで、耳が聞こえなくても音が聞こえる体験を提供しています。
耳が聞こえなければ、身体で感じればいい。こうした過去の事例から《せかいは「やりよう」で変えられるんだ》と捉えました。デザインや技術の立場から「やりよう」を検証し、これまで叶わなかった関係を結びたい。望まずネガティブだった関係性をポジティブに塗り替えたい。これが わたしの志です。
現状の強みは、論理的な設計力、ジャンルを問わないプロトタイプ力、常に機能するところまでを見据えて制作してきた経験だと捉えています。
今は生活に密接すること・インフラに貢献したいイメージを持っています。広告系やエンタメ系はあまり考えていませんが、人々の生活基盤を整えることで、そういった業界を下支えしたいと感じている気がします。
今の私にとって、デザインは「こうかもしれない」をかたちにすることです。
本当のことはそう簡単にわかりません。思い込んでいる解が違うこともあれば、それを確認することも容易くありません。でも、それはデザインを通じて解きほぐせると信じています。具体に落とすことで、こうだ/こうじゃないを判断できる。ひとが自力で扱えないものごとに向き合い、前進していくためのサポートをしたいのです。
長期的な目標は、テクノロジーと人・社会を親和させることです。
それはテクノロジーを導入する中心的な役割というよりは、むしろ浸透具合が微妙な外堀をなだらかにするイメージかもしれません。テクノロジーが介入しないところまで、どうすべきかに向き合うことを含みます。
少なくとも今は、急速に進展した情報化社会の中で、ちぐはぐな箇所が多く残されています。また、ハイテクしいだけで遠のけてしまうような心理的障壁もあると思います。時代が変われば、きっとまた新しいちぐはぐが生まれます。そうやってこぼれ落ちている痛みを敏感にみつけて、拾い上げて、丁寧に溝を埋められる人になりたいです。